命あるかぎり
こんにちは、アイカワ母でございます。
私も82歳。長く生きていると感謝の言葉しかないたくさんの出来事があります。
そんな出来事の中でも肝心の「命」を頂く大きな出来事があります。
平成27年の10月。
大動脈解離という病で、あまりの痛みに気を失い、救急車で運ばれました。
9時間に及ぶ手術で生死をさまよいました。
もちろん、その時の記憶はほとんどありません。
でもその日はとにかく、いろんな偶然が重なり、生かされています。
今でも不思議に思うほどです。
まず、長女が休みをとっていて、その日は次女と二人だけでした。
実は、これが幸いしたのです。
大動脈解離は突然襲ってきます。その後は、1分1秒の処置をあらそい手遅れになることも。
その日、気分がなんとなくすぐれませんでしたが、娘一人だったのでベッドに横になることもなく店に出ておりました。
たぶん、二人とも出勤していたら、ベッドで休んでいて、今こうやってコラムを書いていることはなかったかもしれませんね。
そして、お隣りにかかりつけの病院があります。
状態がわからなかった次女は、無我夢中で隣りの病院に駆け込んだみたいです。
そして、病院の方々が救急車を呼んだりと適切な処理をしていただいてる間に、
店を閉めて準備して、連絡をとりあったりできたみたいです。
もちろん私はなにも憶えていません。
とにかく私は生かされたのだということです。
たぶん、あっちの世界で仲間達と楽しく過ごしてるであろう主人が
「お前はまだまだお店をしっかり守ってくれ」と云ってるのでしょう。
助けて頂いた命です。
改めて有難うございます。
毎日を楽しく感謝の気持ちを持って生きていきたいと思います。
投稿者プロフィール

-
ぼーっとしていて娘達には“天然”と呼ばれています。
でもお店に出てお客様とお話するのが何よりの生き甲斐です。
どうぞお喋りにでもお越しください。
最新の投稿
ふれあいのある暮らし2021.09.05学び
ふれあいのある暮らし2021.08.29感動
癒しのある暮らし2021.08.01はじめてごと
日々の暮らし2021.07.257月25日
あの時は大阪からすっ飛んで帰りましたよ。
たまたま専門の先生が学会から戻って来られていて、それもラッキーだったんですよ。
真夜中に「手術は成功です」って言われた時には膝から崩れそうになりそうでならなかった。(どっちだよ)
機械に繋がれて人造人間として生まれ変わったような姿を見て、仮面ライダーを思い浮かべてたことは秘密です。
あの日、何も食べずにすっ飛んできたアニーがあんぱんとバッテラを買ってきたのを覚えている(≧▽≦)